侵入窃盗のターゲットとされることが多い事務所や工場。
たとえ現金を事務所内に置いていない場合でも、
十分な注意と警戒が必要です。
犯人が狙っている物は現金だけではありません。
意外と多いのがパソコンそのものの盗難です。
中古のパソコンでも簡単に現金に換金できるため、注意が必要です。
近年、全ての業務をパソコンで行うことが多くなりました。
パソコンでの業務が多くなれば多くなるほど
パソコンが果たす役割が大きくなり、
気が付けばパソコン内には貴重なデータが山のように蓄積されています。
パソコンを盗まれるとそのデータも全て一緒に盗まれてしまいます。
最近では、そんなパソコン内にある
貴重なデータを狙う泥棒が多くなっているのです。
業務上 必要なお客様の情報、従業員の情報、経理・売上データ、見積書など
会社の外に漏れてしまっては困る情報がパソコンの中には詰まっています。
万が一 個人の情報が盗まれてしまったら、「個人情報漏洩」として大きくマスコミにとりあげられる他、
お詫びはもちろん、損害賠償問題にまで発展してしまうケースも少なくありません。
また、営業活動に必要なデータも一緒に奪われてしまうことになるので、
被害金額は莫大なものになってしまいます。
●パソコン内部の顧客データを流したり、
盗難元の会社を恐喝したりする事件も多発しているので十分 気を付けてください。
●従業員、元従業員が休日などに事務所に侵入して
データや顧客名簿、新商品の情報などを持ち出すという犯罪も起きています。
●車上荒らしに遭った際、中に置いてあったパソコンが盗まれてしまうケースもあります。
パソコンなど個人情報が詰まったものは、必ず持って降りるように心がけましょう。
犯人はなぜ大金などを置いていない事務所やオフィスを狙うのでしょうか。
事務所内には
重要な情報が山のようにあるということも原因のひとつですが、
それ以外にも犯人が侵入しやすいという理由があるからなのです。
常日頃から情報の使用・管理には十分に気を付け、
防犯意識を持って業務を遂行するように努めましょう。
●休日、事務所内は無人になってしまいます。
たとえ犯人が事務所に侵入しても
人に出くわす可能性が極めて低いため見つかることがありません。
●業務が終了している夜間も事務所は無人になります。
誰もいない事務所内では犯行をおかしやすいのです。
●ビル内だけでなく、夜間・休日のビジネス街は無人状態になります。
たとえ大きな破壊機械を使用して音をさせたとしても、
不審に思われることがほとんどありません。
●テナントビルなどに事務所が入っている場合、
人の出入りが自由なので犯人は堂々と侵入することができます。
●テナントビル内には複数の事務所が入っていることが多いです。
一度ビル内に侵入してしまえば複数の事務所を狙うことができるため、
犯人にとっては効率的に犯行をおかすことができます。
●大金がない場合でもパソコン、パソコン内のデータを盗むことができます。
パソコンは中古市場やネットオークションで換金することが可能ですし、
パソコン内の個人情報やデータは販売することができます。
●預金通帳・カード・手形や小切手などの有価証券が金庫の中に入っていることが多いので、
金庫ごと盗まれるケースもあります。
4. パソコン持ち出し防止システム
・夜間の事務所への侵入を検知し、サイレンで威嚇・撃退します。
・最大5ヶ所に自動通報します。
・フルワイヤレスで、設置も移設も簡単です。