個人情報保護法やセキュリティを重要視する外資系企業が日本に進出してきたこともあり、
日本国内の入退出管理システムは急激に拡大しました。
日本情報処理開発協会では、「プライバシーマーク制度における監査ガイドライン」上で
個人情報の適正な管理を義務付けています。
また、建物への入退出、部屋ごとの入室資格権限があるのかどうか、
入室する人間への資格審査、資格権限のランク付けなどによって
入退出管理を行っているのかといった監査項目を設けています。
こういったことを背景に入退出管理システムの導入が進むにつれて、
セキュリティ運用に関する需要が益々 増加しました。
非接触FeliCaカードと社員証の連動、セキュリティゲートの設置、
生体認証の採用、全国にある拠点を一括集中して管理するシステムなどが最近 増加しています。
中でもセキュリティゲートは、下記2つの視点から導入を検討する企業が増えています。
●入室を許可された人が鍵を開けて入室するとき、
許可されていない人間が一緒に入室してしまう「共連れ」の防止に役立つ。
●セキュリティ性が高いことをアピールする効果がある。
入退出管理システムは単に侵入者を防ぐだけではなく、
企業が抱える様々な課題を解決してくれる手段になってきています。
今後ますます多種多様化する入退出管理システム。
上手に利用して、安全で効率的な仕事環境を作り出せるようにしましょう。
防犯カメラシステムと連動することで、入室者の状況を自動的に鮮明な画像で録画することができます。 夜間の映像を撮りたい場合には赤外線照明内蔵のディナイトカメラ、より鮮明な画像で確認したい場合にはフルハイビジョンカメラなど、現場の状況と見たい映像レベルに合わせて最適なカメラを選択します。