工場には現金は置いていないから犯罪者には狙われないと
安心している方もいらっしゃると思います。
しかし、侵入窃盗事件が多発している他、
さまざまな犯行のターゲットになっています。
工場で発生する犯罪には、従業員による犯罪、
出入り業者による犯罪、悪意をもった人物による犯罪が多いようです。
不審者だけでなく、普段 出入りする人間にも十分気をつけましょう。
原材料には毒物や燃えやすいものが多く、
万が一 盗まれてしまった場合、悪用される可能性があります。
廃棄した金属板や廃材、線材などが盗まれます。
こういったものは屋外に野積みにされたままにされることが多いので、狙われやすいです。
不審者による放火や、たばこなどの火の不始末から
大きな火災につながることもあります。
産業廃棄物、ガソリンやオイルなど
工場内には燃えやすいものが多々ありますので、
一度 火がついてしまうと、あっという間に広がってしまいます。
火災対策はきちんと行っておきましょう。
原材料、仕掛品、商品などへ異物を混入されてしまうこともあります。
このような事件が起こってしまうと、企業にとって致命傷になりかねません。
不審者が機材を破壊することで、生産ラインが止まってしまうこともあります。
工場内には個人情報や新商品情報など、
外部に漏れてはいけない情報が多々あります。
盗まれることがないよう細心の注意を払いましょう。
駐車場での車上荒らし、自動車盗難事件も発生しています。
車内にノートパソコンなどを放置して
大切な個人情報が盗まれてしまうことがないよう注意してください。