メディア紹介
自転車泥棒シャットアウト 1993.8.30 日経産業新聞
防犯装置などを製造、販売するセキュリティハウス・センター(大阪市 岡崎友亮社長)は、駐輪場での自転車の盗難を防止するシステムを開発した。出入り口に専用の磁気カードを挿入した場合だけ開通する装置を置き、利用者以外の人間が自転車を持ち出せない仕組み。24時間、無人で管理できる利点を生かし、大規模な駐輪場を運営する官公庁や大型小売店などに売り込む。
開発した「駐輪場出入管理システム」は磁気カードで作動する装置と、その横に設ける歩行者専用の出入り口で構成する。入場時は利用者の接近を赤外線センサーで認知し、出場時は利用者だけが持つカードによる操作で扉が開く。
一時間当たり450人の入場、同180人の出場が可能で、規模が大きい駐輪場には複数の装置を並べて対応する。監視カメラ、侵入検知システムなどのオプション機器も用意している。