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工場・産業廃棄物処理場の自然発火対策

工場火災の発生原因は、溶接や切断機などから火花が引火し火災が発生する人為的なケースが最も多いですが、自然発火による火災も少なくありません。
自然発火とは物質が常温の空気中で自然に発熱し、その熱が長い時間蓄熱され、燃焼を起こす現象です。自然発火は、酸化・分解時に発生する反応熱が大きく、熱が物質内に蓄積しやすい状態がある場合に起こります。


自然発火の発熱機構として、次のような種類が考えられます。

● 酸化熱による発熱

油脂類等の酸化されやすい物質が、空気中の酸素により酸化されてそれに伴う反応熱
が蓄熱されて発火するものです。

油脂が付着したタオルを洗濯・乾燥後に十分に冷まさずに重ね置きし収納し、その積み
重ねたタオルの内部で酸化熱が蓄積し発火し、店内を焼損する火災がエステサロンやクリーニング店などで行っております。

● 吸着熱による発熱

活性炭等の炭素粉末類は空気中にさらされた場合、空気中の各成分と吸着します。その際に
吸着熱が生じます。

  廃水貯槽で、廃水から発生する有機性ガスを吸収する活性炭を吸着塔で活性炭が蓄熱発火し貯槽内の可燃性ガスに着火し、火災になったケースがあります。

● 発酵熱による発熱

発酵熱とは微生物が有機物を分解し、炭酸ガス・アルコール等を生成する際に発生します。

廃棄物処理場で可燃性廃棄物の積み上げにより、微生物による好気性代謝などによって
発熱が生じ、さらに廃棄物を積み上げることで蓄熱が起こり自然発火、火災になったケース
があります。

● 分解熱による発熱

一つの物質から異なる2種類以上の物質ができる分解反応時の発生する熱を分解熱
といいます。分解熱で発火する物質して、ニトロセルロース(硝化綿)やセルロイド等があります。
ニトロセルロースは、着火すると激しく燃焼する性質があり、主 にラッカー塗料や火薬などに
使用されています。セルロイドは、熱可塑性樹脂で加熱で軟化し、成形が簡単である事から
古くからプラスチック製品として使用されています。  
自然発火は、いつ起こるか把握できません。初期消火が可能なのは、天井に火が
まわるまで(約2分30秒)と言われています。いち早く発火を検知する事が重要です。

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工場の中にはかなりの可燃物量があり、設備にはガス、薬品、油類の流れる 配管や
電気設備が至るところに存在するため、火災リスクにしっかり対応する必要があります。
万一火災が発生した場合、巨額な損失や従業員の生命の危険、近隣への被害拡大、
信用の失墜を招きます。

セキュリティハウスでは、防犯だけでなく工場や倉庫の火災リスクを低減するために
防災のプロ集団が最適なご提案を致します。
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