普段 仕事で利用する営業車両には、業務上 必要な書類やデータを乗せることが多いかと思います。
最近では、ノートパソコン自体を同伴して外出することが当たり前になったため、
外出に必要なデータ以外の貴重データも持ち歩かないといけないことが多くなりました。
車上荒らしや車の盗難事件が相次いで発生する中、
会社で使用している営業車も例外なく数多く被害に遭っています。
車内に置いてあったパソコンも盗まれてしまい、情報漏洩事件に発展するケースも少なくありません。
車から出るときには貴重品も一緒に持って出ることは言うまでもありませんが、
被害に遭う前にきちんとした防犯対策を施しておくことが何よりも大切です。
会社のトラックが盗まれるという事件が急増しています。
いすゞのエルフ、日野のレンジャー、
三菱ふそうのキャンターなどの被害が多く、こういった商用車は
発展途上国(東南アジアやアフリカなど)での需要が高いため
被害に遭うと言われています。
手口としてはトラックごと盗む、
あるいはエンジン、カーナビなどパーツを盗むことが多く、
不正輸出に関わる組織の犯行だと見られています。
●10トンクレーン付きトラック
ハンドルロック、ドアロック、車庫門扉を施錠していましたが車両ごと盗難に遭いました。
●4トンクレーン付きトラック
ユニック、アウトリガーを作動した上でハンドルロック、ドアロックを施錠していましたが、
車両ごと盗難に遭いました。
●4トンウィングトラック
ハンドルロック、ドアロックを施錠していましたが、車両ごと盗難に遭いました。
こういったトラックや営業車両が盗難被害に遭わないために、
車庫や駐車場への外周警備システムを設置することが大切です。
夜間の不審者の侵入を赤外線センサー、シャッターセンサーが検知して
その場で大音量のサイレンで威嚇撃退します。
自動車盗難や車上荒らしの被害から車を守るために、
厳重な防犯対策を施しておくことをお勧めします。
会社の車が盗まれてしまうと
日常の営業活動に大きな影響が出るだけでなく、
情報漏洩などにより会社の信用を失ってしまう可能性もあります。
十分に注意しましょう。
●自動車盗難防止装置を設置しておきましょう。
イモビライザー、ハンドル固定ロック式防犯装置、振動センサー、
自動車用盗難警告、警報装置、空気圧センサー、電圧変化センサー、キー穴異常センサーなどを活用しましょう。
ドア開け、ガラス破壊、当て逃げなど車の異常を監視・警報!
●位置確認サービスと契約しておきましょう。
万が一 盗難に遭った場合でも、車の位置をパソコンや携帯電話から確認することができます。
車が一定距離を超えて移動した時点で
セキュリティ会社へ通報される機能なども活用するとより効果的です。
●監視が行き届いた駐車場を利用しましょう。
監視カメラが設置されており、夜間照明が充実している駐車場を選びましょう。
夜間照明の目安として、駐車場内2ルクス以上が理想的です。
約235万画素のフルハイビジョンで鮮明な映像確認ができます。
インターネット経由で遠隔地での映像確認が可能です。
アナログカメラでは対応できなかった車両ナンバーの監視・録画が可能。
●貴重品、ノートパソコンや重要書類を車の中に置いたままにしない。
「車から離れるのは少しの間だけだから…」と油断してはいけません。
個人情報保護法で大きな問題になる場合があります。