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駐輪場出入管理システム西宮市で全国初の導入1994.4.18 建設技術新聞
㈱セキュリティハウス・センターは、駐輪場出入管理システムを西宮市の阪急甲陽園駅前駐輪場に設置、3月から運営を開始した。
このシステムは、月極め利用者に契約期間のデータを入力・プリントした「駐輪場カード(パスカード)」を配布し、カードを所有する利用者だけが駐輪場へ出入りできるようになっている。
利用者は、入庫時にゲートのカードリーダーにカードを差し込むと、自動的にゲートが開き、駐輪場内に入れる。自転車を場内に置いた利用者は、「人専用ゲート」から出場する。出庫時は、カードを利用して駐輪場に入り、自転車を持ってカード操作で出場する・・という仕組み。
朝のラッシュ時間帯にはあらかじめ週間タイムスケジュールを定めることにより、ゲートを開いた状態にすることも可能。停電時やゲートの故障発生時には、自動的に誘導メッセージが流れ、非常用ゲートが開き、ここから入退場できる。駐輪場カードの定期券は期間を最長3か月まで自由に設定できる。
このシステムは、出入り口一体型で設置・運営が容易なうえ、管理者の勤務時間に左右されず好きな時間に自転車の出し入れができ、管理の省略化・効率化が図れるというメリットがある。