メディア紹介
ビジネスの鍵は安全。センサーで万引き防止。1993.11.29 日経新聞
中堅・中小企業の間で、「安全」をキーワードとしてビジネスにする動きが広がってきた。万引き、誘拐など犯罪の増加に対応し、店舗のセンサーシステムや塾通いの子供護衛サービスが登場したり、健康志向から飲料水の殺菌や防錆装置でも新製品が相次いでいる。「水と安全はタダ」と言われたのも昔の話で、今は新しいニーズを開拓できる有望市場になった格好だ。
センサーsystemをお企画、施工するセキュリティハウス・センター(大阪府吹田市 岡崎友亮社長)は、センサーを使った万引き防止システムの販売を始めた。商品タグをつけたままアンテナゲートを通過すると信号音が鳴り、センサーが人間を感知する。音声合成装置が万引きをしたと思われる客にメッセージを流す。店員は声をかけやすく、トラブルを防げる仕組みだ。