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メディア紹介
2011.06.28 中外日報『お寺と神社の防犯NOW 「境内の入出状況を把握」(14)』セキュリティハウス北九州
中外日報(平成23年6月28日)「お寺と神社の防犯NOW(14)」(弊社提供連載)
住職や寺族の安心も増す
防犯の基本は一にも二にも、いかにして不審者を侵入させない環境をつくるかという点に尽きるだろう。参拝者や観光客ら不特定多数の人たちが訪れる寺社であっても、赤外線センサーなどを活用してしっかり入出状況を管理することで、盗難や放火といった重大な事態をできる限り食い止めることは可能だ。
福岡県北東部の築上町にある浄土真宗本願寺派專廣寺も、不審者の侵入を未然に防ごうと、平成17年の春から防犯機器を導入している。赤外線センサーと警報ベルなどを組み合わせたスタンダードなシステムだが、不審者対策を講じたことで住職や寺族の安心感も格段に増したという。
同寺のシステムは、複数の赤外線センサーと警報ベルを基本とし、境内や建物の外周エリアを警戒。早期発見と早期撃退に重点を置き、不審者の侵入を検知すると即座にベルが鳴り響く仕組みになっている。
また、侵入検知時の様子を記録・確認できるよう防犯カメラも設置。このほか、検知と同時に指定の携帯電話等に自動通報する機能も加え、法事などで自坊を留守にしている場合でも迅速に対応できるよう配慮した。
専広寺の防犯システムは、福岡県北九州市のセキュリティハウス北九州(大庭省二社長)が設計・施工を担当した。同社は(株)セキュリティハウス・センター(本部=京都市山科区)が全国展開する販売ネットワークの1社で、施工に当たっては「ご要望を踏まえ、配線が目立たないようにするなど工夫しました」と話している。