防犯カメラ設置上の注意
近年、防犯カメラが捕らえた映像で犯人逮捕に貢献しているニュースをよく見かけますが、最新の防犯カメラは高性能になり、映像も鮮明にレコーダーなどに記録出来ます。
これだけ連日のように防犯カメラのニュースがテレビなどで報道されると、今まで設置していなかった方々が自分たちも自宅などに設置したいという依頼が多くあります。
しかし、防犯カメラは自分たちの希望で何処にでも設置して監視出来るものとは限りません。
例えば近隣の家の中まで見えてしまうような設置はプライバシー問題があります。
又、いくら近隣の家の中までは撮影していないといっても、疑われた場合には位置の移動や撤去をしなくてはなりません。そうなると移動工事や撤去工事が必要になります。
防犯カメラは犯人の顔や姿をありのまま映し出して記録出来るため、犯人を断定するにはもっとも効率的な防犯システムです。しかし、今尚プライバシー問題で訴えられるケースが多いものです。
防犯カメラだけに頼らずに複合的な防犯システムで行うことが今後も必要ではないかと思います。
テレビ報道に惑わされない警戒場所にあった防犯システムを防犯のプロを交えて設計することが必要ではないでしょうか。