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1990年 セキュリティ 環境としての未来創造 快適創造へのコンセプト
セキュリティハウスの歴史の中で、この「会社概要」INTRODUCTION OF SECURITY MANEGEMENT SYSTEMは数多い印刷物の中でもちょっと特別の存在です。
1990年の12月に制作しました。
この表紙の「SECURITY]]の文字板は、なんと本当に金属に掘って制作したものをプロのカメラマンがスタジオで撮影しています。
この会社概要を制作する中で
「安全のない安心は最も危険である。安全のある安心は最も快適である。」
という我々セキュリティハウスの考え方が明確に打ち出されました。
当時代表取締役の 岡崎のごあいさつの中でも
セキュリティは「価値の維持・保全」から「価値の創造」へと向かい、心の安らぎを得たより人間らしい生活づくりのベースを築き始めました
とありますが、「忙しいオーナーの人生を豊かに」という「超防犯」の考えに繋がっていることを再確認しました。
1990年とは思えないデザインであり内容だと思います。
ココがセキュリティハウスの原点です。
セキュリティ 環境としての未来創造
時代が豊かになるほど、かけがえのないモノやコトの 質の高まり・量の増大を私達は余儀なくされていると言えます。
これらを理想的な状態で管理することは必然、 個人から企業・都市レベルまでの大きなテーマとなってまいりました。
このような時代背景の中で「安全・保障」という原義を持つセキュリティの意味合いは 多彩な視線を浴び、社会との関わり合いを深めつつあります。
今日、科学技術の発達と時代のニーズは セキュリティのシステム化を促進し、より多様なメリットを生み続けています。
そして、従来の「ただひたすら価値を守る」ということから 「快適さとしての価値創造」へとセキュリティの概念は大きく変わりつつあります。
セキュリティシステム専門企業「セキュリティハウス」の歩みは今、
「環境としての未来への創造」
へ向かって静かなる革命を起こそうとしています。
SECURITY HOUSE SEES THAT・・・・・・ 大丈夫、未来
快適創造へのコンセプト
「安全のない安心は最も危険である。安全のある安心は最も快適である」
このコンセプトに基づいてセキュリティハウスは 一貫した企業活動を行っています。
ローカルセキュリティ(一般店舗・家庭での防犯・防災等)をはじめ、 ビル全体での人の出入管理・設備管理(防犯・防災・空調・エレベータ等の管理から光熱費の使用量集計等まで)、 さらには新都市計画の推進と、 セキュリティハウスの企業領域はまさに多彩に伸展しています。
また確かな企業実績はよりグローバルで 細やかなネットワークを拡げています。
そしてセキュリティハウスの企業理念に共鳴して頂いた 関連企業群からの網羅収集された多彩な機種・ノウハウは、 ソフトばかりではなく無限に最新なハードのフィールドの最前列に セキュリティハウスを位置づけています。
この様な営みのなかでセキュリティハウスは今、
「守るシステムが大切さを創造する。」というコンセプトを 前面に打ち出しつつあります。
セキュリティの概念は深く時代を呼吸し美しく変容して 「快適創造」という近未来の海へ漕ぎ出そうとしています。
セキュリティハウスが創造する多彩な機能の表情
システムの詳細はもちろん、管理される内容やデータ等の機密が守られて初めて、真の意味でのセキュリティが可能になると言えます。機密保全という機能とモラルがセキュリティ自体の安全弁となって、はじめてセキュリティが社会や生活の豊かさのための安全弁となり得るとセキュリティハウスは考えております。
プログラムされた特定の人にしか開閉しない出入口や、人の動きに対応して作動するエレベータ等は、個別のスペースを確かに保全します。このようなセキュリティシステムの働きは、同時に共有スペースをより自由に開放して、スペースの有効性を最大限に引き出す空間活性機能を果たしています。
システムの中では、一つの管理チェックが同時に様々な設備作動の信号となっています。例えば、人の入退室が保全・空調設備を作動させ、、その記録が光熱費等の使用量集計を実施し、ホストコンピュータからの請求書発行となるといった具合です。このようなシステムは、省力化・効率化を促進し、人々に豊かな時間を供給すると共に、管理が無人化することにより、24時間自由にスペースを利用できる時間活性機能をはたしています。
ソフトにおける合理化・ハードにおける製作コストの低減は、あらゆるパーツからシステムまでのローコスト化を実現しています。また、犯罪・アクシデント等を「不必要に起こる事柄=ロス」として捉え直すことで、「省力化=省ロス化」のコンセプトを打ち出し、これらのトラブルに起因する余地を理論上より皆無に近づけるという流れでセキュリティのシステム開発を方向付けています。
環境への思考が生む「思考する環境」
セキュリティシステムのスケールや内容とその対象・条件との不適合は、トラブル発生の可能性を増幅させる最大の要因です。システムとシステム対象がジャストフィットしてセキュリティは意味のある機能を稼働させることができます。従って、セキュリティハウスはシステムのパターン化や定番化を避け、あらゆるニーズや条件に対応した最適のシステムを一つずつ造り上げる完全オーダーシステムを採用しています。
一つにはセキュリティ内容の機密を保持し、もう一つにはよりロスのないシステムの合理的な組み立てをするために、プランニング・システム設計・施工までを一貫責任体制でお引き受けしています。また、「万が一という可能性を忘れない」というセキュリティの基本をきめ細かな点検・アフターサービス体制で徹底させています。
一つ一つの機器の開発は、個々の機能ばかりではなくシステム全体の中での有効性がポイントになります。セキュリティ先進国である米国のUL規格に日本製品として初めて合格した竹中エンジニアリング㈱のタケックス製品を中心に多種多彩な機器を確かな選択眼で選び抜き、高水準のシステムベースを開発し続けています。
多様なニーズに的確に対応するためのコンサルティング。職場・家庭などの環境状況を把握するためのリサーチ。セキュリティの可能性を広げるソフトウェアの開発。セキュリティを実働させるための設計。設備のチェック等のフォロー。セキュリティハウスのあらゆる段階でのシステム開発は常にその向こうに人の暮らしを見つめています。
「守る」という行為の向う側には「守られるべき」何か大切なものがあることを意味しています。守ること・守られること・守るもの・守られるもの・・・・これらの事柄は全て人のいる社会や生活に根ざしています。このことは「セキュリティは人なり」という表現に要約することができます。この基本を理念としてセキュリティハウスは人材育成に努めています。「新しいセキュリティとは新しい人材なり」「豊かなセキュリティは豊かな人間性なり」「創造的なセキュリティは創造的人間なり」といった多彩なアプローチで、人が人そして環境を育て、豊かな社会を育むことを目指しています。
ごあいさつ
セキュリティという言葉が時代に登場しました頃
私共の取り扱う内容は主に「防犯・防災」といった事柄でした。
このような事柄に真摯に取り組む中で、トラブルの発生が常に悲劇と犯罪を生むものであり、
いかに「未然に防ぐか」ということが大きなテーマとなりました。
また、日常での気掛かりな物事が増加し
「いかなる人にも忘れていたいことがある」ということを痛感して参りました。
これらの実感が、今日の私共の真の意味での出発点であったと言えます。
トラブルを未然に防ぐ「ころばぬ先の知恵」としてのハードの開発は、
時代のニーズに組み立てられて「気兼ねなく安心して任せられる管理システム」を創造し、
セキュリティは「価値の維持・保全」から「価値の創造」へと向かい
心の安らぎを得たより人間らしい生活づくりのベースを築き始めました。
このような日々刻々と増すセキュリティの重要性を心して
より皆様のお役に建てますよう日々研鑽を積んでいる所存でございます。