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防犯システムを目的別で探す

食の安全を守るフードディフェンス

中国の冷凍ギョーザ毒物混入事件や、安全だと考えられていた日本国内の食品工場でも
従業員による農薬混入事件など食の安全を脅かす事件が起こっています。消費者の健康被害だけではなく、食品メーカーにとっても食品回収の費用、企業のブランドイメージの低下、取引先の信用低下、消費者の買い控え、風評被害など多大な損失が生じます。

フードテロ(悪意のある意図的な異物混入)から食の安全を守るフードディフェンス(食品防御)の強化が、食品工場に求められる重要な課題です。フードディフェンス対策、衛生管理の徹底など食品工場のリスクマネジメントが、経営に大きな影響を及ぼすといっても過言ではありません。

フードディフェンスの基本的な考えは次の通りです。
「食品工場の敷地内に不審者を入れない」
「工場内、原材料保管場所への立ち入りを制限」
「フードテロを抑止する監視体制の強化」
「異常があった際に、すぐに確認できる」
「フードテロが起こった際の証拠を記録」などです。
具体的な対策事例を紹介致します。

食品工場敷地内への不審者侵入対策(外周警備)

外部からの不審者を簡単に工場内に簡単に入らせない対策が必要です。塀やフェンスを乗り越える侵入者に対して、感圧コードセンサー・フェンスセンサー・赤外線センサーフェンスなどでいち早く検知し、大音量の警報ベルで威嚇、通報します。また、防犯カメラ、遠隔監視・制御システム「i-NEXT」との連動で侵入者を検知した時の映像をiPad,iPhoneで遠隔地からでも異常を確認できます。

外周警備対策を行う事で、工場内への侵入を諦めさせる抑止効果も期待できます。

フェンスにセンサーケーブルを取付け、フェンス
網全体がセンサー化。フェンスからの侵入者を検知
します。

赤外線センサー
豪雨や霧、雪などの悪環境に強い赤外線センサー

セキュリティキーパー
外周警備システムと連動してLEDフラッシュ、音声、サイレンで威嚇・報知。設置することで侵入抑止効果も期待できる。

遠隔監視・制御システム「i-NEXT」
遠隔地のカメラを遠隔操作(パン・チルト・ズーム)ができ驚くほど鮮明な画像で遠隔監視できる。

入退室管理による倉庫、製造ラインへの立ち入り制限

原材料を保管する倉庫や製造ラインに誰でも近づける状況は、フードテロを企てる犯人にとって犯行を行いないやすい環境を作っています。工場内を自由に行き来する事を制限する入退室管理を導入する事で関係者以外の入室を管理、制限する事が出来ます。

ACsmartカードリーダー
薄型コンパクトなカードリーダー。FeliCaカードや
携帯電話(電子マネー機能付)が使用可能。

工場の生産ラインへの部外者や不審者の立ち入りをシャットアウトし、あらかじめ許可された関係者のみが出入りできます。又、誰が、何時に出入りしたかが自動的に記録されます。
製造ライン間ではテンキー釦、指紋照合や静脈認証などは手が触れてしまうため衛生面で問題があります。非接種カードや専用タグを近づけるだけでON/OFF切替が出来るタイプがお勧めです。

ランダムテンキー
入退室管理やエレベーター、自動扉の制御にご利用いただけます。照合の度に表示される数字の位置が変わり、横からののぞき見もできません。

非接触カードスイッチ
専用カードや専用タグを近づけるだけで操作ができる。

また、防犯カメラとの連動で自動録画する事でき、誰がいつ出入りしたかの記録が映像とともに確認、管理する事が出来ます。

フルハイビジョンカメラによる製造ラインの監視、自動録画

製造ラインに監視カメラを設置する事で、フードテロの犯行状況を記録が出来ます。
フルハイビジョンカメラはアナログカメラの6倍以上の高画素で、犯人の特定や異物混入などの犯行状況など重要な証拠が鮮明なデータで録画が出来ます。フードテロ対策だけでなく、製造日付の印字ミスなどの食品事故が発生した場合の生産過程の映像データを保存し、事故発生時の証拠データとして活用し品質管理の強化にも役立ちます。
フードテロや食品事故は犯行から事件の発覚まで時間がかかるため録画データを外部の記録媒体に長期間保存しておく対策も必要です。

フルHDハウジング型デイナイトカメラ
高解像度で高精細なモニタリングを実現。
1台で昼夜切替が可能なデイナイト機能。

管理者が遠隔から衛生面を管理。遠隔マネージメントシステムi-NEXT

また、従業員の作業状況や製造ラインの衛生状態、従業員・パートの手洗いの徹底など
をモニタリングし作業効率・衛生管理の改善にも役立ちます。遠隔監視・制御システム「i‐NEXT」との連携で、自宅や外出先などどこにいても各工場の生産ラインの状況確認、管理がすぐに出来るため迅速な対応が可能になります。
このようにフードディフェンスの対策を行う事は、フードテロを防ぐだけでなく衛生管理などの日常管理の強化にもつながります。製造ラインの作業効率、衛生管理をチェックする事で、改善すべき点が見出され社内マニュアル化し、品質の安定、向上につながります。

手洗い徹底や従業員の作業着の乱れ確認などを本社管理部門や工場長等が外出先からも確認できることで従業員の意識アップを図ることができます。
セキュリティハウスではフードテロなどの工場内の犯罪や火災などのリスクを未然に防ぐセキュリティシステムの構築だけでなく、iPadで製造ライン遠隔監視ができる「i-NEXT」を活用し、製品の品質向上、衛生管理や作業効率などの日常業務の改善につながる生産管理システムのご提案を致します。

パンなどに針など金属物を入れられたのを検知する

食品異物混入対策 携帯型金属探知機.
携帯型金属探知機は、被検知物の奥深くまで検出が可能。
針混入などの犯罪対策に有効です。
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