最新の犯罪事情
店舗・コンビニの犯罪事情
外国人を含めた窃盗団として見張り役、実行犯、運転手、情報屋などに
分かれて計画的に行います。
自動車ごと店内に突撃し、壁を破壊して侵入したり、 武器を持って侵入することが多く
もし出くわしてしまうと命の危険もあります。
窃盗団は、すべての作業を5分以内に終わらせ、
それ以上経過する前に犯行を終了するのです。
店舗別の犯行手口例
宝飾店・質屋、高級ブランドリサイクルショップ
外国人を含めた窃盗団による被害が多発。
自動車ごと店舗に突っ込んだり、壁やガラスに大きな穴を開けて侵入し
商品を根こそぎ奪う、という犯行を短時間で退散するという手荒な犯行が多いです。
その被害額はとても高額になるケースが多く、過去に400万~2億円もの被害額が発生しています。
ファミリーレストラン、ファーストフード店
営業終了後を狙って犯行。レジや金庫の金銭を奪います。
そのほか、備品を破壊されたり、異物の混入などの被害も発生しています。
経営店の被害の他に、元アルバイトによる従業員の手荷物の盗難や
駐輪場にあるお客様の乗用車の車上荒らしなどの被害も考えられます。
スーパーマーケット、ディスカウントショップなどの大型店舗
事務所に保管してある金庫や、ATMを盗まれるという被害が多発しています。
また、布団や洋服を扱っている売り場や、トイレでの放火、
食料や商品への異物混入。駐車場では車上荒らしの被害もあります。
レンタカー店舗、中古車センターなど
屋外展示車へのいたずらや、備品盗難など。
利用客の個人情報を管理しているファイルやノートパソコンを盗まれる被害がありました。
パソコンはリサイクルショップへ売られ、
個人情報を転売され、悪用される可能性が高いです。
コンビニ
気軽に利用できるコンビニエンスストアですが、
犯罪者にとっても気軽に犯罪できる場所になっているようです。
考えられる被害
コンビニ内で起こると考えられる犯罪は
●強盗
●盗難
●個人情報漏洩につながる不審者の侵入
●異物混入 などです。
犯罪が発生すると従業員や大事なお客様に被害が出る可能性もあります。
そうなってしまうと世間から信用を失い、経営に支障が出てきてしまいます。
コンビニは強盗や窃盗を行いやすい店!?
平成23年の統計によると、
商店の侵入強盗のうち70.5%がコンビニエンスストアで発生しています。
コンビニ強盗の発生時間は午前2時~4時までが49.1%と最も多く、
午前1時~5時までで全体の77%を占めています。
コンビニでは深夜に1人で勤務することもあり、
強盗は「コンビニは強盗しやすい店舗」だと思っているようです。
さらに、窃盗犯が侵入を決断する理由として
「人目につかずに侵入できる」、「簡単に侵入できる」、「確実に儲けられる」
このような点が挙げられます。
コンビニはこの3つの条件を満たした店舗が多いため狙われてしまうのです。
窃盗犯は時間をかけて綿密に下見を行うので
下見時に「犯行を行いにくい」と思わせることが大切です。
コンビニ強盗・店舗侵入窃盗被害事例
★★★コンビニ強盗、容疑者の映像公開 大阪と京都で計6件
(2017年10月12日 朝日新聞より引用)
大阪府枚方市と京都市伏見区で7、8月に相次いだ計6件のコンビニ強盗事件で、大阪、京都の両府警は12日、一部の店舗で記録されていた防犯カメラ映像を公開した。同一犯とみて情報提供を呼びかけている。
両府警によると、7月24日未明、枚方市出屋敷西町1丁目の「セブンイレブン枚方出屋敷西町店」など3店で黒ずくめの着衣の男が店員を刃物で脅し、計約20万円を奪った。8月25日未明にも京都市伏見区淀池上町の「セブンイレブン淀池上町店」で、ヘルメットをかぶった男が店員に刃物を見せ、約14万円を奪って逃げる事件があった。近くの2店舗でも現金が奪われそうになった。
★★★ビルからビルへ飛び移り5階侵入、窃盗容疑 北新地
(2017年6月13日朝日新聞より引用)
ビルの屋上から隣のビルに飛び移り、5階のエステ店に侵入して現金を盗んだとして、大阪府警は13日、住所不定、無職A容疑者(59)=窃盗罪などで公判中=を窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕したと発表した。「生活費が欲しかった」と容疑を認めているという。
天満署の発表によると、容疑は3月13日深夜から翌朝、大阪・北新地のエステ店の金庫から現金約28万円とデジカメなど5点(約2万円相当)を盗んだというもの。まず6階建ての雑居ビル(高さ約20メートル)の屋上に上がり、隙間を飛び越えて隣の6階建てビルに移動。雨どいをつたって5階のエステ店にベランダから窓を割って侵入したという。
当容疑者はほかに計3件(被害額約60万円)の窃盗や建造物侵入などの罪で起訴されている。
★★★金庫盗容疑、18歳逮捕=追跡され事故、車炎上-北海道警
(2017年11月17日 時事通信より引用)
スーパーから金庫を盗んだとして、北海道警札幌北署は17日、窃盗容疑で札幌市東区、会社員の少年(18)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。少年ら3人が乗った車は1日未明、逃走中にパトカーの追跡を受け、街路樹に衝突。他の2人は死亡した。同署は少年の退院を待って逮捕した。
逮捕容疑は1日午前1時50分ごろ、他2人と共謀し、札幌市北区拓北のスーパーの事務所から現金約163万円などが入った金庫を盗んだ疑い。
同署によると、スーパーの警報で出動したパトカーが少年らの車を追跡。街路樹に衝突、炎上した車から、北海道美唄市の職業不詳の男性(21)と住所不定、職業不詳の少年(19)の遺体が見つかった。
★★★ドアノブ周りくり抜く「腰板破り」で侵入、繰り返し窃盗か
(2017年11月16日TBSニュースより引用)
大阪府南部を中心に、ドアノブの周りをナイフでくり抜いて室内に侵入する「腰板破り」という手口で窃盗などを繰り返していたとして、33歳の男が逮捕されました。
窃盗などの罪で逮捕・起訴されたのは、住居不定・無職のA被告(33)です。A被告は今年7月、大阪府泉佐野市の美容室に侵入し、現金6000円を盗むなどした疑いが持たれています。
警察によりますと、A被告は大阪府南部を中心に飲食店などを狙い、勝手口のドアノブの周りをナイフでくり抜いて鍵をあける「腰板破り」という手口で盗みを繰り返していたとみられ、被害は今年5月下旬から7月上旬までで合わせて36件、およそ200万円に上ります。
「鍵を使って(ドアを)開けようと思ったら、ここに穴があいているんです、これぐらいの。直径10センチぐらいかな。うわっと思って、びっくりしました」(被害店舗の従業員)
警察の調べに対しA被告は、「生活費や遊ぶ金が欲しくて盗んだ」と容疑を認めているということです。(16日11:40)
侵入窃盗の6.5%(前年6.8%)が「商店」への侵入です。
数字的には一般家庭の36.4%(前年37.0%)に比べると少ないように感じられるかもしれませんが、店舗には現金や商品などがあり、被害金額は高額になります。
少し前の統計資料ですが、
平成25年の店舗への侵入窃盗認知件数は、18,441件。
その内、48.6%が商店(深夜飲食店、スーパーマーケット、古物商、コンビニ、ドラッグストア、古物商、など)、51.4%がサービス営業(深夜飲食店、ゲームセンター、ホテル・旅館、風俗店、金融機関、スポーツ・行楽施設など)となっています。
●定休日は事前に知ることができる。
●シャッターが下りていたり、照明が消えていたりすれば
無人であるかどうかの確認ができる。
●大型休暇中は、売上金額も高額になっているので大金を狙える。
●ATMが併設されていれば、破壊してATM内の現金も盗むことができる。
●チェーン店であれば、1店舗の防犯機器設置位置を
下見しておけば大体のレイアウトは
統一されてあるので、同じ方法での侵入が可能。
侵入方法は「ガラス破り」という、窓を割り侵入されるパターンが最も多いのです。
店舗のガラスを防犯ガラスにしたり、侵入検知センサーを設置をするなどの対策をしておきましょう。
その次に多い侵入方法は「無施錠」です。
施錠されていなかった出入口や窓からの侵入されるというケースも多いのです。
どんなに些細な用事や、短時間で戻ってくるからと言っても
必ず施錠をすることは防犯の基本です。
店舗・コンビニの防犯対策
平成23年のデータによると、全侵入窃盗事件のうち、9.4%(11,868件)の割合を占めているのが店舗や商店での事件です。
店舗・コンビニの防犯システム
組織的で計画的、短時間で乱暴な犯行が目立つ店舗での犯罪。最近では外国人を含めた窃盗団による被害が多発しています。
組織的で計画的、短時間で乱暴な犯行が目立つ店舗での犯罪。最近では外国人を含めた窃盗団による被害が多発しています。
組織的で計画的、短時間で乱暴な犯行が目立つ店舗での犯罪。最近では外国人を含めた窃盗団による被害が多発しています。
組織的で計画的、短時間で乱暴な犯行が目立つ店舗での犯罪。最近では外国人を含めた窃盗団による被害が多発しています。
店舗・コンビニの納入実績