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泥棒対策 模型で学ぶ 2007.10.18中日新聞 セキュリティハウス三重
地域住民に防犯意識を高めてもらおうと、津市垂水の「南ヶ丘おしゃべり広場集会場」で17日、民家の模型などを使った防犯診断があった。
全国地域安全運動(20日まで)に合わせて、津署が特定非営利活動法人(NPO法人)県防犯設備協会と共同で開いた。
南が丘地区は、昨年12月から今年1月にかけて侵入盗が8件ほど相次いだ。現在は被害は収まっているものの、具体的な自衛策を学ぼうと住民約20人が参加した。同協会の二人が民家の模型「泥棒の好きな家」「泥棒の嫌いな家」を比較しながら、住宅の防犯対策を説明した。
「ネジで取り付ける後付け格子はドライバーで簡単に外せるので、風呂の窓などは要注意」「郵便物の投入口が鍵穴に近いと、手を入れて鍵を開けられることがある」などと説明。住民たちは真剣な表情で聴いていた。
このあと、同集会場の防犯点検もした。「庭に面したガラス窓は、フィルムを張って簡単に割られないようにした方がいい」「庭に砂利を敷いておくと、人が歩くと音で気配が分かる」などと具体的な対策を紹介した。
参加した同市垂水南ヶ丘のMさんは「門の鍵はいつもしめているが、風呂の窓は開けていることもあるので気を付けたい」と話していた。