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朝日新聞2001.1.16「京都経営者列伝」にて 竹中センサーグループ会長 竹中新策が紹介される 上

時を拓く  京都経営者列伝  竹中センサーグループ会長 竹中新策(朝日新聞)

機械の「目」シャトルにも

 センサーはいわば機械の「目」だ。温度や明るさ、電磁波などの変化を瞬時にとらえ、電気信号に変えて伝える。
 その技術はいま、現代社会のさまざまな分野で応用されている。動物では作動しない侵入監視装置や、顔の特徴で個人を識別する入退室管理システム・・・・。なかでも、防犯分野では絶対的な自信をもっている。
 かつて英国・バッキンガム宮殿で、女王の寝室に男が侵入する騒ぎがあった。その後、英国王室が「竹中」の監視センサーを導入した。国内でも、皇居や京都御所、文化財を抱える社寺の多くで「竹中」が使われている。
 米航空宇宙局(NASA)が昨秋打ち上げたスペースシャトル「ディスカバリー」の機内にもあった。「竹中」のビデオセンサーが貨物室を映し出し、日本人宇宙飛行士・若田光一さんのロボット操作を助けた。地球に帰還したシャトルの外壁検査でも使われている。
 「機械化がいっそう進む21世紀には、さらに使い道が広がっていくはずだ」。将来を見据える目は、確かな自信に裏打ちされている。
 

「開発と営業一体」持論

 「開発と営業は表裏一体」が持論。顧客の要望を組み上げ、開発に生かすことに徹底してきた。グループでは、技術系が社員の半数を占め、大半が開発と営業の両方をこなす。
 自前の生産設備は、軍関係や高度技術を扱う米国工場の一つだけだ。残りは外注方式でまかない、開発部門と販売部門に資本と人をつぎ込む。「研究と開発に経営資源を集中させ、生産は高度な設備をもつメーカーにまかせればいい」と明快だ。約400件の特許の実用化に成功している。
 電気機器への素朴なあこがれが出発点だ。
 「電気」に魅せられたのは中高生のころ。電気が流れるさまに感激し、自作の無線機で海の向こうの相手と交信できたことに興奮した。専門書をむさぼるように読んだ。起業への思いもそのころから膨らませていた。
 大学を卒業した1957年、京都大学の教育心理学の研究室に開発研究員として就職した。
そこで初めての「発明」を体験した。「集団反応分析装置」。取り付けた電極で脳波の変化を読み取り、一定の命題についての学習理解度が分析できた。
 発明からまもない59年春、竹中電子工業を興した。その当時の苦労が、「堅実経営」の考えを染み込ませた、と自負している。

「堅実経営」どん底で学ぶ

 会社設立当初、「台所は火の車」だった。研究室の推薦状を持って大学や研究施設を売り歩いたが、すべて断られた。装置は一基50万円。「性能は酔うても、とても手が出ない」と言われた。
 創業一年目は一基も売れなかった。それでも翌年、社員十人を採用した。一種の「かけ」だったと思う。しかし、売れたのは数基だった。
 資金を融通してくれるあてもない。社員の給与をひねり出すため、質屋に通う日々が続いた。
 どん底だったそのころ、国内の電機メーカーが新種のトランジスタを開発し、売り出した。
 この「電子部品」との出会いがのちに、センサー開発に道を開くことになる。

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