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使える情報家庭に生きる。ホームセキュリティ 日経新聞1991.1.1  

ホームセキュリティ。自宅にいながら別荘の安全が守れます。

ホームセキュリティ

共稼ぎ家族やシングル世帯にとって心配のタネは、不在時の家庭の安全。情報化時代の到来で市民が最も期待をかけるのは、不法侵入や火災を防ぐホームセキュリティシステムだ。「安全はおカネにかえられぬ」という意識の高まりにつれて、21世紀に向けてかなり普及しそうだ。
「自宅にいながら別荘の安全が守れます」-セキュリティハウス・センター(本社大阪府吹田市)はこんなうたい文句で別荘オーナー向けのセキュリティシステムを販売している。静止画通報システムを使った「ミスター・ウォッチ」だ。
 別荘にセンサーとビデオカメラを設置、不審者の侵入や火災、ガス漏れなどの異常発生を感知すると、即座にカメラが作動し、離れたオーナー宅まで電話回線を使って画像と信号音で知らせる仕組み。オーナーは別荘の状況を目で確認できるのはもちろん、「だれだ」「出ていけ」と拡声器で警告したり、ベルで威嚇することができる。異常時だけでなく、オーナーはボタン一つでいつでも別荘の様子を点検できる。
別荘はオフシーズンになると大半が無人で泥棒に狙われやすい。「ミスター・ウオッチはオーナーの目と耳であり、声の役割も果たすので安心できる」と同社の担当者はPRする。

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羽田野 芳寛 営業開発部 部長

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