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体感治安が悪化 「鮮明画像で不審者捉える」 中外日報2013.9.24 セキュリティハウス福岡 

福岡市博多区の浄土真宗本願寺派善照寺 8月に最新の防犯カメラを導入

治安の良しあしを判断する材料として、実際の犯罪認知件数や検挙率とは別に、「体感治安」というキーワードがある。

日常生活の中で漠然と感じる治安の状況を指す言葉で、この体感治安は年々、悪化していると指摘されている。近年になり寺社の間防犯機器が普及してきたのも、「何となく物騒な世の中になってきた」といった、体感治安の悪化と無関係ではないだろう。

福岡市博多区の浄土真宗本願寺派善照寺では、不審者の侵入を防ぐ目的で、数年前から防犯システムを活用している。
境内や建物周囲をセンサーなどで警戒する「外周警備システム」に加え、防犯カメラを取り入れており、今年8月にはカメラをアナログカメラから最新のフルハイビジョン対応モデルに更新した。

カメラの更新は、「より鮮明な画像を録画したい」とのニーズを踏まえたもので、納骨堂のような暗くなりがちな室内でも、はっきりとした画質で記録できるように。
以前のアナログカメラに比べ、モニターで確認する際の視認性も格段にアップし、安心感の向上につながっている。

善照寺の防犯システムを設計・施工したのは、福岡市城南区にあるセキュリティハウス福岡(坂口圭介社長)。「目立たないよう、さりげなく設置したい」という同寺の意向を受け、外観を損なうことのないよう配慮しながら、より効果的な設置場所を提案したとしている。

同社は、京都市山科区の㈱セキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器専門の販売ネットワークに加盟。この販売ネットには現在、北海道から沖縄まで全国132社が参加している。
問い合わせは㈱セキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。

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若松 史朗

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