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2011.09.27 中外日報『お寺と神社の防犯NOW「防犯カメラを遠隔監視」(17)』セキュリティハウス宮崎

「防犯を携帯する安心感」

中外日報(平成23年9月27日)「お寺と神社の防犯NOW(17)」(弊社提供連載)

スマートフォンを活用

中外日報(平成23年9月27日)

スマートフォンやタブレット型携帯端末が急速に普及する中、こうした多機能携帯ツール向けの防犯システムが注目を集めている。端末からの映像チェックはもちろん、複数のカメラを一括して操作・管理できるのが特徴。モバイル端末の携帯性を生かした「携帯する防犯」といえ、寺社の間でも採用の動きが広がりつつある。
 京都市山科区の(株)セキュリティハウス・センターは、米アップル社の「iPad」「iPhone」向け新サービスを業界に先駆けて開発し、「i-NEXT」として展開する。今年の8月にも宮崎市の浄土真宗本願寺派安楽寺が導入しており、寺社や介護・医療施設などからの問い合わせも少なくない。
 安楽寺は、隣接地で介護施設を運営しており、以前からカメラやセンサーといった防犯システムを積極的に活用してきた。「i-NEXT」を採用したことで、手元の「iPad」ひとつで施設や本堂から納骨堂に至る要所の様子が即座に確認できるようになり、安心の度合いが格段に増したという。
 「i-NEXT」は、複数のカメラがとらえている映像を同時に表示させたり、指先操作によるカメラのズームイン・アウト、パン・チルトなどが可能。とりわけ外出時や夜間の不安を取り除いてくれるメリットは大きく、同寺も使い始めて約1カ月ながら、早くもなくてはならない防犯ツールとして手放せない存在となっている。
 セキュリティハウス社は全国に防犯機器・システムの販売ネットワークを展開しており、安楽寺のシステムは宮崎市にあるセキュリティハウス宮崎(関谷隆次郎社長=総合防犯設備士)が設計と施工を手掛けた。販売ネットには現在、133社が加盟している。
 「i-NEXT」は、iPadとiPhoneに加え、新たにNTTドコモのアンドロイド搭載端末「Galaxy Tab」用も発売中。

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