メディア紹介
続・寺社を守る①2006.3.4中外日報
屋外・屋内用人感スピーカー 仏像盗難などに威力
浅草寺や法隆寺などの仏像が相次いで盗まれた盗難事件。容疑者逮捕で被害の全容解明が待たれるが、後を絶たない仏像盗難に寺院関係者もあらためてショックを受けている。
こうしたなか、仏像の盗難防止に大きな効果を発揮するのが竹中エンジニアリング㈱の屋外・屋内スピーカー「PVW-12T/TA]。仏像の近くなど設置場所から半径約12mまでをセンサーが警戒、警戒中に人等を検知すると内蔵スピーカーから威嚇メッセージが発せられる仕組みだ。センサーは水平エリアと下方エリアを同時に検知した場所に出力するタイプで、誤動作が大幅に低減されている。
屋内外どちらでも使用できる防雨構造となっていて、操作も簡単。サイズも23㎝、幅8㎝、奥行き約9㎝と小型で目立たず、参拝者に威圧感を与える心配もほとんどない。
メッセージは、2種類を内蔵する他最大8秒で2件まで録音することができる。たとえば、「これより先には入れません」のメッセージで参拝者に配慮し、侵入禁止エリアに設置の場合や夜間は「侵入発生、110番通報します」のメッセージで悪意の侵入者を威嚇するなど、状況や用途によって対応を使い分けることが可能だ。
出力端子を備え、設置場所から離れた所に検知を知らせるようにするなど便利な使い方も。