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1989年 店舗は狙われています!
新時代のセキュリティ&マネージメントシステム「ファザーズ」として1989年(平成元年)頃使用していたカタログ。
「店舗は狙われている」ということで、手口写真の掲載し、防犯啓蒙に活用しました。
今見直してみると、手口は大きくは変わりませんが、この後侵入窃盗件数は急増。
ピッキングやサムターン回し、焼き破り・・といった新しい手口もどんどん出てきました。
「ガラス破り」が多いには今も昔も変わりません。クレセント錠は「錠前」としての防犯効果はないと思うべきです。
狙われる個所に「電話機の料金箱」というのがあるのが注目です。
公衆電話・・今はすっかり見かけなくなりましたね。
でも内容的には今も昔も同様のことが多いです。出店荒し・・注意が必要です。
if・・・・・
もし、こういうことでお困りなら・・・
もし、こういう心配をお持ちなら・・・
1. 夜間無人化になる店舗の防災・防犯。
2. 24時間営業店舗における異常発生や店内管理。
3. 店内商品に対するイタズラ、万引き。
4. 出入者管理
5. 冷凍機等、設備の異常や停電、漏水。
6. 警備システムに対するコストや質の問題。
7. 店に出ている時、住居部分が空っぽ。
8. 来客を、家の中にいて知りたい。
店舗は狙われています!
充分だと言い切れますか?現在の貴店の安全対策。
店舗が狙われるのにはそれなりの理由があります。
1. 夜間無人であることが、外から見てもすぐにわかる。
2. 大金は置かれていないにしても、翌日の釣銭、預り金、たばこの売上金、価値ある商品、什器備品などがあり、確実に数万円の儲けがあると泥棒が考えている。
3. 侵入が簡単で初歩的なテクニックでも犯行可能。
● 出店内は無人のため、多少音を立ててもよいため大型破壊器具も使用可能。
● 扉や窓ガラスの錠は、ドライバーでこじ開けられたり、ガラスを割って内側に手を入れ内側から錠をはずして簡単に侵入。
● 金庫も前面の扉ごと壊したり、背面を電動カッター、ハンマーで破ることにより20~30分で「金庫破り」される。
● 飲食関係は裏に換気扇があり、この換気扇をはずして侵入可能。
● 出入業者専用の出入り口の簡単な鍵を入手し、侵入。
● 店の営業中にトイレの点検口に忍び込み、閉店後に降りて盗む。
狙われやすい店舗
バー・スナック・喫茶店など飲食関係。スーパーマーケット。レンタルビデオ店。貴金属、カメラ販売店。クリーニング店。電気店。中古車センター。事業所。アーケード街の店舗。
泥棒が侵入しやすいと考えた環境にある全ての店舗。
*盗られるものがないと安心していませんか。
*泥棒が「この店には小金がある」と考えれば狙われるのです。
*決して高額商品が目的で侵入しているのではないのです。
*従って、全ての店舗が対象になるといえます。
狙われる場所
● カウンター内の小引き出し
● 電話機の料金箱
● たばこの自動販売機の金庫
● カラオケなどの料金箱
侵入されて、何も盗まれなかったとしても
腹いせに店舗内の商品や什器備品にいたずらされ、被害。
● 破壊されたレジスター
● 割られた窓ガラスやこじ開けられた扉
● 腹いせにこわされた高価なつぼや絵画
● いたずらされたり、破損した商品。
● タバコの吸いさしをソファーに投げ捨てられ、火災。
*修復するために多額の費用が発生。修復するまでは営業ができない、従業員の心理、店のイメージの低下など目に見えない損害があります。
商品へのいたずらや取扱危険商品盗難による社会的信用の消滅
● 商品への異物混入
● 楽物など取扱危険な商品の盗難による2次被害