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2009.01.29 中外日報 『寺社の防犯パートナー 安全と安心を目指して(9)』セキュリティハウス西宮
境内に張り巡らせたセンサー
中外日報(平成21年2月21日)「寺社の防犯パートナー (9)」(弊社提供連載)
侵入させない環境づくり
防犯機器に特化した販売網を全国展開している(株)セキュリティハウス・センター(本部=京都市山科区)。
”防犯のプロフェッショナル”として昭和六十一年からネットワーク化が始まり、現在は北海道から沖縄県まで百二十三社が加盟する。
セキュリティハウス西宮が防犯システムを納入した兵庫県西宮市の廣田神社そのうちの一社、兵庫県西宮市のセキュリティハウス西宮((株)創巧エンジニアリング)は、昭和六十年の創業。「侵入されない環境づくり」をモットーとして、西宮エリアを拠点にセキュリティー事業を展開する。防犯診断や各種アドバイスから、防犯システムの設計・施工、アフターケアまで、きめ細かなサービスが身上だ。
式内社で「西宮」という地名の由来ともいわれる同市大社町の廣田神社へは、複数の防犯カメラや赤外線センサーを組み合わせたセキュリティーシステムを納入、県内屈指の古社を万が一の犯罪被害から守っている。
境内の周囲に張り巡らせた赤外線センサーに加え、防犯カメラと警報用サイレンが二十四時間体勢で警戒する仕組み。カメラは夜間でも鮮明に録画できるタイプを採用しており、昼間は来客の確認にも利用可能だ。
本殿の内部には、遠隔操作で撮影アングルを切り替えられる防犯カメラも設置する。このカメラは防犯以外の用途でも役立っていて、行事の際には進行状況を確認するのにも便利という。
「神社と参拝者の安全は自分たちで守るという意識が必要。侵入されない環境を築くことはもちろん、侵入された場合でも迅速に威嚇・撃退できることが何より大切」と廣田神社。
一方、セキュリティハウス西宮の浦山猛男社長は、「犯罪を未然に防ぐことを第一とし、防犯システムを通じて安心と安全を提供していきたい」と話す。全国ネットワークの一員として、地域の防犯のパートナーとして、今後も防犯一筋に地域密着型の営業活動を進めていく考えだ。